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カシワ大径木の移植

A Transplantation Case of Large Sized Individuals of Quercus dentata
平成21年2月 造園技術報告集 Vol.72, No.5

日置 佳之*,平山敏郎**,宮瀬 章年**,山本 紀久***,山野 秀規***,久米 昌彦****
Yoshiyuki HIOKI*, Toshiro HIRAYAMA**, Akitoshi MIYASE**, Norihisa YAMAMOTO***, Hideki YAMANO***, Masahiro KUME****

概要
  カシワ(Quercus dentata)は、東アジアに広く自生する落葉広葉樹で,日本では,とくに北国の海岸砂丘や火入れ跡地などで優先することが知られている。しかし、造園樹木としての使用は、必ずしも一般的とは言えず,公園樹,街路樹などとしての植栽例は多いとは言えない。そのため,カシワの植栽方法や移植方法に関する研究や事例報告はほとんど見られない。
  上原敬二はカシワについて,「本来の庭木ではないが、中木以下のものは縁起木として唯一本庭の中に植える習慣がある」と述べ,さらに,「ブナ科のものであるが,例外として移植はそう困難ではない。根回しの有無に関係する所は少ない。実例は最大で根元直径25cmのものがある。」としている。しかし、移植の具体例については言及されていない。
  そこで本報は,鳥取県内で行われたカシワの大径木の移植工事について詳細な報告を行い,移植技術の知見の蓄積に資することを目的とするものである。


* 鳥取大学農学部、**内山緑地建設株式会社、***株式会社愛植物設計事務所、****東邦レオ株式会社
*Tottori University, **Uchiyama Lanscape Construction CO. Ltd, ***Ai-shokubutsu Landscape Planning Office Co.,Ltd. , ****Toho Leo Corporation
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