所在地: 東京都葛飾区 発注者: 東京都 規模: 95,000m2 計画・設計: 愛植物設計事務所 監理: 水元公園管理事務所 計画期間: 1997年―2005年 施工期間: 2000年―2006年
整備前(2000.02, 左)と整備後(2006.09,右)。最も大きい養魚池のあった部分は、整備され、ヨシ、ヒメガマの優先する湿地環境となった。
計画の目標は、
の具体化である。これを実現するための整備の要点は、以下の三点とした。
これらの目標や要点を具体化するために特に重視したのは、‘水元らしい水郷風景の復元’であり、以下の三点は、そのために必要不可欠な事項として実践したことである。
管理運営については行政と地元活動団体が協議する場として市民参加推進会議を設け、イベントなどの運営やボランティアによる植生管理作業などで協働できる仕組みをつくった。会議は整備前から設置しており、設計内容に会議の意見が多く反映されている。